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瞑想慈しみの瞑想

自分から始めて、すべての生きものへと慈しみの心を広げていく瞑想の進め方です。

慈しみの瞑想は、生きものの幸せを願う言葉を心の中でくり返し、の心を育てる瞑想です。慈経の教えにもとづいています。

進め方

楽な姿勢で座り、目を閉じて、次のような言葉を心の中でゆっくり唱えます。

私が幸せでありますように。

私が苦しみから離れられますように。

私が安らかでありますように。

言葉の意味を味わいながら、何度かくり返します。慣れてきたら、願う相手を少しずつ広げていきます。

  1. 自分
  2. 親しい人
  3. 好きでも嫌いでもない人
  4. 苦手な人
  5. すべての生きもの

自分から始めるのは、自分を大切にできない人には、他の人を心から大切にすることも難しいからです。苦手な人のところで心が乱れたら、無理をせず、一つ前の相手に戻ってかまいません。

母が子を守るように

慈経は、慈しみの心を、母がひとり子を命がけで守る心にたとえます。そのような心を、すべての生きものに向けて、上にも下にも周りにも、さえぎるものなく広げていきます。

いつでも、どこでも

慈しみの瞑想は、座っているときだけのものではありません。慈経は、立っていても、歩いていても、座っていても、横になっていても、眠っていないあいだはずっと、この心へのを保つよう説きます。

慈経は、このような心のあり方を「崇高な住まい」と呼びます。日々の暮らしの中で、出会う人や生きものに、そっと「幸せでありますように」と願うことから始めてみましょう。